2020-11-11から1日間の記事一覧

ジェームス・ボールドウィン「頭のすぐ上に」抄訳(5)DELLベーパーバツクP52

「こんな時間に」とジュリアが言った。10時を少し過ぎていた。 「いいじゃないか」と私は言った。「君の秘密の恋人に会ってみたいな」 ジュリアが立ち上がると、二度目のベルが鳴った。「秘密の恋人どころか、変なやつかもしれないから、一緒に来てちょうだ…

ジェームス・ボールドウィン「頭のすぐ上に」抄訳とあらすじ